【孟】 8画 子(5) 準1級
[音] | モウ |
ボウ | |
マン |
[訓] | はじめ |
《意味》
【孟め】はじめ
【孟買】ボンベイ
インド西部にあるアラビア海に面した港湾都市。
現在は「ムンバイ」と表記する。
Wikipedia「ムンバイ」
【孟浪】まんらん
とりとめもないこと。でたらめなこと。また、そのようなようす。
「もうろう」とも読む。
【孟特爾遜】メンデルスゾーン
フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847) 。ドイツの作曲家。作風は初期ロマン派の中では古典派に近い。作曲のほかに指揮活動も行い、バッハの宗教曲を復活。作品は四曲の交響楽、バイオリン協奏曲、付随音楽「真夏の夜の夢」、「無言歌集」など多数。
Wikipedia「フェリックス・メンデルスゾーン」
【孟夏】もうか
【孟月】もうげつ
四季の最初の月。陰暦一月・四月・七月・十月のこと。
孟春・孟夏・孟秋・孟冬の総称。
【孟秋】もうしゅう
【孟春】もうしゅん
【孟宗竹】もうそうちく
竹の一種。原産地は中国。高さ10メートル、太さ20センチにもなる。たけのこは食用。幹は細工などに使う。もうそうだけ。
Wikipedia「モウソウチク」
【孟仲叔季】もうちゅうしゅくき
兄弟姉妹の長幼の順。長子・次子・三子・四子の称。
男兄弟のみの場合は「伯仲叔季」となる。
【孟冬】もうとう
【孟母三遷】もうぼさんせん
教育には環境からの感化が大きいという教え。
孟子の母が、はじめ墓所の近くに住んでいたところ、孟子が葬式のまねをして遊ぶので市中に引っ越した。今度は商売のまねをするので学校のそばに引っ越した。すると礼儀作法をまねたのでそこに居を定めたという故事から。
「孟母三遷の教え」「三遷の教え」ともいう。
【孟母断機】もうぼだんき
修業というものは途中でやめてはならないという教え。
孟子が学業半ばにして帰省した際、孟子の母が織りかけの機(はた)の糸を断ち切り、学業を中途で放棄することはこのようなものであるといましめた故事から。
「孟母断機の戒め」「断機の戒め」ともいう。
「軻親断機」
【孟浪】もうろう
とりとめもないこと。でたらめなこと。また、そのようなようす。
「まんらん」とも読む。
【孟得士瓜・孟徳斯鳩】モンテスキュー
シャルル・ド・モンテスキュー(1689-1755) 。フランスの政治思想家。「法の精神」を著し三権分立を主張、アメリカ憲法やフランス革命に影響を与えた。同時に法律制度の原理を実証的に追究、社会科学研究の方法論を開拓した。
Wikipedia「シャルル・ド・モンテスキュー」
【孟禄】モンロー
ジェームス・モンロー(1758-1831) 。アメリカの政治家。1817年に第五代大統領に就任。南北州の融和と西部開拓の促進、モンロー主義の宣言などを行う。
Wikipedia「ジェームズ・モンロー」
【孔孟老荘】こうもうろうそう
中国春秋戦国時代を代表する四人の思想家、孔子・孟子・老子・荘子のこと。また、その教え。
【優孟衣冠】ゆうもういかん
他人や故人のまねをする人、演技をすること。転じて、姿は似ているが実力が伴わないこと。
「優孟」は人名。「衣冠」は衣服と冠。
中国春秋時代、楚の楽人の優孟は亡き賢臣の孫叔敖の衣服と冠を身につけて叔敖になりすまし、叔敖の息子を顧みない荘王を風刺した歌をうたった。恥じ入った荘王は、貧困に苦しんでいた叔敖の子に領地を賜らせた故事から。